事典 日本の地域ブランド・名産品 「稲庭うどん」の解説
稲庭うどん[加工食品]
いなにわうどん
湯沢市で製造されている。江戸時代初期、佐藤市兵衛が地元産の小麦を使って、干しうどんやその他の麺類を製造したのが始まり。江戸時代には生産量が少なく庶民の口に入ることのない高級うどんであったが、生産技術の向上によって明治以降は特産品として広く食べられるようになった。良質の小麦粉・清らかな水を使い、手でまぜてつくることでその品質が守られている。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報