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稲庭うどん

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

稲庭うどん

秋田県湯沢市稲庭町で江戸時代から作られている乾めん。県稲庭うどん協同組合によると、讃岐うどんきしめんと並び「日本三銘うどん」と称される。全工程手作業が基本で、原料は小麦粉、水、塩のみ。高級贈答品として人気がある。

(2006-09-04 朝日新聞 朝刊 岩手全県 1地方)

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事典 日本の地域ブランド・名産品の解説

稲庭うどん[加工食品]
いなにわうどん

東北地方、秋田県の地域ブランド。
湯沢市で製造されている。江戸時代初期、佐藤市兵衛が地元産の小麦を使って、干しうどんやその他の麺類を製造したのが始まり。江戸時代には生産量が少なく庶民の口に入ることのない高級うどんであったが、生産技術の向上によって明治以降は特産品として広く食べられるようになった。良質の小麦粉・清らかな水を使い、手でまぜてつくることでその品質が守られている。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

世界大百科事典内の稲庭うどんの言及

【稲川[町]】より

…近年は仏壇製造が発展をみせ,漆器,仏壇の出荷額は農業生産額を上回り,重要な地場産業に成長している。稲庭地区では300年の伝統をもつ手打ちの稲庭うどんを特産する。農業は稲作のほか,リンゴ栽培,畜産が盛んで,肉用の三梨牛が有名。…

【うどん(饂飩)】より

…小麦粉でつくるめん類の一種。名称は奈良時代に中国から渡来した唐菓子の餛飩(こんとん)からの転化で,いつの間にか饂飩,温飩と書かれ,〈うんどん〉〈うどん〉と呼ばれるようになったが,中身は別物である。近世に饂飩といったのは中国の切麵(せつめん)で,日本の切麦(きりむぎ)にあたる。切麦はうどんより細く切るのが特徴で,熱くしたものを熱麦(あつむぎ),冷やしたものを冷や麦といい,そうめんと同じく点心のほか饗膳(きようぜん)の後段(ごだん)にも供された。…

※「稲庭うどん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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