稲木(読み)イナギ

デジタル大辞泉 「稲木」の意味・読み・例文・類語

いな‐ぎ【稲木】

刈り取った稲を束にし、掛け並べて干すさくや木組み。稲架はさ稲掛いねかけ。 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「稲木」の意味・読み・例文・類語

いな‐ぎ【稲木・稲機】

  1. 〘 名詞 〙 刈り束ねた稲をかけ並べて干す柵、木組み。竹や丸太で組んだり、立ち木を利用して横木を渡したりする。稲かけ。稲架(いなか・はさ)。いなばた。はぜ。《 季語・秋 》〔政事要略(1002頃)〕
    1. 稲木〈和漢三才図会〉
      稲木〈和漢三才図会〉
    2. [初出の実例]「思ふまま稲木にくるふ雀かな〈晉佶〉」(出典:俳諧・新類題発句集(1793)秋)

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