穢行(読み)あいこう

精選版 日本国語大辞典 「穢行」の意味・読み・例文・類語

あい‐こう‥カウ【穢行】

  1. 〘 名詞 〙 不道徳な行為。みだらな行ない。
    1. [初出の実例]「その人の穢行をして世に顕しむること」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)
    2. [その他の文献]〔晉書‐石苞伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「穢行」の読み・字形・画数・意味

【穢行】わいこう(かう)・あいこう(かう)

みにくい行為。〔世説新語品藻〕孫興(綽)・許玄度(詢)は皆一時の名なり。或いは許の高を重んじて、則ち孫の穢行を鄙(いや)しみ、或いは孫の才を愛して許に取る無し。

字通「穢」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android