コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

穴太 あのう

1件 の用語解説(穴太の意味・用語解説を検索)

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

穴太
あのう

滋賀県大津市中部の地名。『延喜式(えんぎしき)』の北陸道への始発駅で「穴多(あのう)五疋(ひき)」と記される。古代の渡来系氏族による横穴式古墳が多い。『先代旧事本紀(くじほんぎ)』にみえる景行(けいこう)、成務(せいむ)両天皇の志賀高穴穂(たかあなほ)宮跡と推定されるが、未発掘である。この地に居住した石工による石垣は穴太積みとよばれ、安土(あづち)城など多くの近世城郭に用いられた。京阪電鉄石山坂本線の穴太駅と湖西(こせい)道路下阪本インターチェンジがある。[高橋誠一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の穴太の言及

【穴生】より

…近江国滋賀郡穴太(穴生とも書く。現,大津市内)に住んだ石工(いしく)。…

【城】より

…ただし東日本では,適当な石材を得がたいという自然条件から土塁のままであった城が多く,遠く伊豆から石材を運んで築いた江戸城などは例外的である。各地の築城では,安土城の石垣普請に携わった近江穴太(あのう)(現,大津市穴太付近)の石工が活躍し,穴生(あのう)が石垣師の代名詞となったほどである。また彼らに加え,石材の産地である播磨から瀬戸内海へかけての石工たちの活躍もあったに違いない。…

※「穴太」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

穴太の関連情報