空かす(読み)スカス

デジタル大辞泉 「空かす」の意味・読み・例文・類語

すか・す【空かす】

[動サ五(四)]《「透かす」と同語源》(「腹を空かす」などの形で)空腹になる。「子供がおなかを―・して待つ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空かす」の意味・読み・例文・類語

うつ‐か・す【空かす・虚かす】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「うつける」の他動詞形。「かす」は接尾語 ) 中身をからにして、空疎なものにする。うつかかす。
    1. [初出の実例]「屠は刳(くゎ)也、えりうつかすことぞ」(出典:玉塵抄(1563)一七)
    2. 「木魚の板もふる寺で打つこともないほどに、秋虫がむしばんでうつかすぞ」(出典:詩学大成抄(1558‐70頃)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む