空井戸(読み)からいど

精選版 日本国語大辞典 「空井戸」の意味・読み・例文・類語

から‐いど‥ゐど【空井戸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 水のかれた井戸。からい。
    1. [初出の実例]「から井戸へ飛びそこなひし蛙かな」(出典:俳諧・鬼貫句選(1769)上)
  3. 江戸時代の京坂の劇場で、花道舞台の接する部分に設けられた、楽屋に通じる縦穴をいう。

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