空家(読み)からいえ

精選版 日本国語大辞典 「空家」の意味・読み・例文・類語

から‐いえ‥いへ【空家・虚家】

  1. 〘 名詞 〙 人の住んでいない家。あきや。また、家財道具もない、あきや同然の家。
    1. [初出の実例]「Cara(カラ) iye(イエ)」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. 「影法の暁寒く火を焼(た)きて〈芭蕉〉 あるじは貧に絶えし虚家(カライヱ)杜国〉」(出典:俳諧・冬の日(1685))

あき‐いえ‥いへ【空家】

  1. 〘 名詞 〙あきや(空家)
    1. [初出の実例]「空舎(しゃ)はあきいへぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android