空引(読み)そらびき

精選版 日本国語大辞典 「空引」の意味・読み・例文・類語

そら‐びき【空引】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すきを見せて敵をおびきよせようと謀ること。
    1. [初出の実例]「てきをひきいれんとの、したくなれば、そらひきするとは、しらずして」(出典:御伽草子・弁慶物語(室町時代小説集所収)(室町末)上)
  3. そらびきばた(空引機)」の略。
    1. [初出の実例]「西陣に傭はれて、空引(ソラビキ)と云ふことをしてゐたが」(出典:高瀬舟縁起(1916)〈森鴎外〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む