空無辺処(読み)くうむへんしょ

精選版 日本国語大辞典 「空無辺処」の意味・読み・例文・類語

くうむへんしょ【空無辺処】

〘名〙 (ākāśaānantyaāyatana の意訳) 仏語無色界(むしきかい)四天の第一。形ある身を厭(いと)うて無辺としての空を思い、空は無辺であると悟って生ずる所。空処。〔大般若経‐一〇〕

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