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空胴共振器 くうどうきょうしんき cavity resonator

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世界大百科事典 第2版の解説

くうどうきょうしんき【空胴共振器 cavity resonator】

共振箱ともいう。マイクロ波の回路にしばしば使われる共振器で,中空の導体壁に囲まれた空間を利用したものである。太鼓の膜の上で特定の周波数の二次元の波動が安定に振動するのと同様に,中空の導体壁に囲まれた空間では,電磁波の三次元の波動が安定に振動を続ける。こうした安定な振動は,この空間の形状で決まるモード呼ばれる空間パターンをもち,かつそれに対応して共振周波数が決まる。いくつかのモードがあるので,それに対応して共振周波数もいくつか存在するが,それ以外のかってな周波数の振動は存続することができない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の空胴共振器の言及

【マグネトロン】より

…周波数が高くなるとコイルなどの代りに金属壁でかこまれた空間を用いる。これを空胴共振器という。陽極間隙には交互に正負の電圧が生じ,これにより陰陽極間の電位分布は,陽極の直流電圧とこの間隙の交流電圧によるものとが重なりあい,同じ円状から変形し,突起が生ずる(図b)。…

※「空胴共振器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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