空軽薄(読み)ソラケイハク

デジタル大辞泉 「空軽薄」の意味・読み・例文・類語

そら‐けいはく【空軽薄】

心にもない世辞をいうこと。からせじ。
「だましすませて一討ちにしてくれんと、笑顔つくって―」〈浄・双生隅田川

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空軽薄」の意味・読み・例文・類語

そら‐けいはく【空軽薄】

  1. 〘 名詞 〙 心にもない世辞をいうこと。そらぞらしい世辞。空世辞(からせじ)。ついしょう。
    1. [初出の実例]「馬鹿慇懃のそらけいはく」(出典:浄瑠璃・曾我会稽山(1718)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む