最新 地学事典 「穿孔性動物」の解説
せんこうせいどうぶつ
穿孔性動物
boring animal ,borer
底生の内生動物(infauna, endobiose)の一部で,海中の物体の内部に住むもの。岩石にはLithophagaやPholadidaeの斧足類が多く,木材には斧足類(Teredo)と甲殻類(Limnoria)がみられる。サンゴ・貝殻・岩石などによって種類を異にする。微小な海綿(Cliona)も穿孔する。上浅海帯に多いが,陸棚斜面の岩石,深海の木材にもいる。穿孔跡の化石は古生代までさかのぼり,古生態学的に重要である。
執筆者:堀越 増興
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

