突出者(読み)つきだしもの

精選版 日本国語大辞典 「突出者」の意味・読み・例文・類語

つきだし‐もの【突出者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仲間から突き出された者。仲間はずれにされた者。のけ者。
    1. [初出の実例]「皆城内に入ければ、お通一人が突出(ツキダ)し者」(出典浄瑠璃・本朝三国志(1719)二)
  3. 罪を犯して奉行所へ突き出される者。
    1. [初出の実例]「突出しものとなるむかしよりして志津か嶺の七本突出しは手柄者と誉れと」(出典:洒落本・一騎夜行(1780)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む