デジタル大辞泉 「手柄者」の意味・読み・例文・類語 てがら‐もの【手柄者】 1 腕におぼえのある人。また、能力のすぐれた人。「太郎冠者が事、聞き及うだよりも―ぢゃ」〈虎明狂・空腕〉2 手柄を立てた人。「力弥が妻に成ったるは…そちが身は武士の娘の―」〈浄・忠臣蔵〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「手柄者」の意味・読み・例文・類語 てがら‐もの【手柄者】 〘 名詞 〙① めざましい働きのできる勇敢な者。腕におぼえのある者。[初出の実例]「太郎くゎじゃが事、ききおよふだよりも手がらものじゃ」(出典:虎明本狂言・空腕(室町末‐近世初))② 功績をあげた者。手柄を立てた者。てがらしゃ。[初出の実例]「手柄者の若者とは、汝たるべし」(出典:清正記(1663)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例