突転(読み)つっころばし

精選版 日本国語大辞典 「突転」の意味・読み・例文・類語

つっ‐ころばし【突転】

  1. 〘 名詞 〙 歌舞伎で、若くて柔弱な色男の役。また、その役者。ちょっと突いたらすぐころびそうな柔弱さをもっているところからいう。
    1. [初出の実例]「磯之丞なんと云ふと突(ツ)ッ転(コロ)ばしがする役だが」(出典塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉一)

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