ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「窒素封入変圧器」の意味・わかりやすい解説 窒素封入変圧器ちっそふうにゅうへんあつきnitrogen-sealed transformer 油入り変圧器は容量の大きいものになると周囲温度および負荷の変化によって,油の温度変化があり,その体積が増減して,タンク内の空気が出入りする。この呼吸口に空気がある場合,酸素や湿気のために油が劣化したり,故障時に爆発を誘発するおそれがある。これを防ぐために外箱を油で気密にし,油の上部に窒素ガスを封入した変圧器をいう。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by