窪野目村(読み)くぼのめむら

日本歴史地名大系 「窪野目村」の解説

窪野目村
くぼのめむら

[現在地名]天童市窪野目

倉津くらづ川の下流東部、最上川への合流点近くに位置する。東は大清水おおしみず村、南は蔵増くらぞう村、北は今町いままち村。寛永一三年(一六三六)の保科氏領知目録では高五〇八石余。正保郷帳に久保野目村とあり、田方三八三石余・畑方一二五石余。正保元年(一六四四)山形藩領から幕府領となり、貞享二年(一六八五)山形藩(堀田正仲)領に復し、翌三年福島藩(堀田正仲)領となる。延享元年(一七四四)再び幕府領に復し、寛政一二年(一八〇〇)高畠藩(のち天童藩)領となって幕末に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android