窼蓋(読み)すぶた

精選版 日本国語大辞典 「窼蓋」の意味・読み・例文・類語

す‐ぶた【窼蓋】

  1. 〘 名詞 〙 茶道で、茶入れに用いられる象牙(ぞうげ)のふたで、虫食いのあるもの。
    1. [初出の実例]「すぶたの始りは〈略〉不図挽ける中に、此巣出でて疵になりたる程に〈略〉利休見て一段面白しとて、其巣蓋にて、茶湯をして」(出典:随筆・槐記(茶道古典全集所収)享保一二年(1727)閏正月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む