立て分け(読み)タテワケ

デジタル大辞泉 「立て分け」の意味・読み・例文・類語

たて‐わけ【立て分け】

ことのいわれ。理由。すじみち。
「若き衆其の―を知らねば」〈甲陽軍鑑・四〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立て分け」の意味・読み・例文・類語

たて‐わけ【立別・立分】

  1. 〘 名詞 〙 区別選別をすること。
    1. [初出の実例]「昔は公家・武家、京・鎌倉、禅家・聖道家などとて、皆少しづつ立分ありしなり」(出典:書札作法抄(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android