立体聴覚(読み)りったいちょうかく(その他表記)stereophonic hearing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「立体聴覚」の意味・わかりやすい解説

立体聴覚
りったいちょうかく
stereophonic hearing

両方の耳で音を聞くと,その音の発した方向および位置を認識することができる。聴覚系のこのような作用を立体聴覚という。立体聴覚は,1つの音源から来る音がそれぞれの耳に到達するまでの時間の差,音の強さや位相の差などの情報が,中枢神経系の統合作用で処理されることによって成り立つといわれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む