精選版 日本国語大辞典 「立切・閉切」の意味・読み・例文・類語
たて‐き・る【立切・閉切】
〘他ラ五(四)〙
① 間に物をおいて、あちらとこちらにしきる。しきりをする。へだてをする。くぎりをする。
② 門、戸、障子、襖(ふすま)などをしめきる。すっかりとざす。
※歌舞妓年代記(1811‐15)六「障子を立切(タテキ)ると浪人あみ笠を取る」
③ (②から転じて自動詞的に) きっぱりとした態度や行動をとる。
④ (②から転じて自動詞的に) そのことにかかりっきりになる。
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