精選版 日本国語大辞典 「立所」の意味・読み・例文・類語 たて‐どころ【立所】 〘 名詞 〙① =たてど(立所)①[初出の実例]「敵の馬の足の立所(タテドコロ)をしらせず、さんざんにかけられければ」(出典:金刀比羅本平治(1220頃か)中)② =たてど(立所)②[初出の実例]「まことにありがたくかかせたまひけるふでの、たてところ」(出典:御伽草子・ふせやの物語(室町時代物語大成所収)(室町中))③ 建築のある部分が立っているところ。たとえば、破風立所とは、破風が屋背面から立ちあがる場所をいう類。[初出の実例]「破風立所、角之間真踏可レ用」(出典:匠明(1608‐10)堂記集) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例