立続ける(読み)タチツヅケル

デジタル大辞泉 「立続ける」の意味・読み・例文・類語

たち‐つづ・ける【立(ち)続ける】

[動カ下一][文]たちつづ・く[カ下二]
長時間立ったままでいる。「開場を待って―・ける」
立ち続く2」に同じ。
「人家地をあらそひて、かまどの煙―・けたり」〈奥の細道

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精選版 日本国語大辞典 「立続ける」の意味・読み・例文・類語

たち‐つづ・ける【立続】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]たちつづ・く 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙
  2. ( 「たち」は接頭語 ) 続く。つらなる。
    1. [初出の実例]「長道間なく立都都気(たちツツケ)て」(出典延喜式(927)祝詞)
  3. 立ち並ぶ。また、つづいて立つ。
    1. [初出の実例]「人家地をあらそひて竈の煙立(タチ)つづけたり」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)石の巻)
  4. (うわさ)などが人の口にのぼりつづける。
  5. ずっと立っている。立ったまま時をすごす。

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