立ち続く(読み)タチツヅク

デジタル大辞泉 「立ち続く」の意味・読み・例文・類語

たち‐つづ・く【立ち続く】

[動カ四]
すぐあとに続く。連なる。
「劣らず―・き給ひにける世々の覚え有様」〈・若菜上〉
並んで立つ。立ち並ぶ。
「棟に棟次第に―・き」〈浮・胸算用・三〉
[動カ下二]たちつづける」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立ち続く」の意味・読み・例文・類語

たち‐つづ・く【立続】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 カ行四段活用 〙
    1. ( 「たち」は接頭語 ) すぐあとに続く。つらなる。
      1. [初出の実例]「十人たちつづきつつ、ひとだまへにふたがりづつ参る」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)
    2. 立ち並ぶ。立ちつらなる。
      1. [初出の実例]「殊更秋は立つづく市の借屋」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)四)
    3. (うわさ)などが人の口にのぼり続ける。
      1. [初出の実例]「大経師の美婦とて浮名の立(タチ)つづき」(出典浮世草子好色五人女(1686)三)
  2. [ 2 ] 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙たちつづける(立続)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む