デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「立花玉蘭」の解説 立花玉蘭 たちばな-ぎょくらん ?-1794 江戸時代中期の漢詩人。筑後(ちくご)(福岡県)柳河(やながわ)藩主立花貞俶(さだよし)の兄茂之の娘。はじめ武宮謙叔に,ついで肥前の僧大潮元皓(げんこう)に詩をまなぶ。また京都の服部南郭に作品の添削をうけ,宝暦14年漢詩集「中山詩稿」を刊行した。寛政6年3月18日死去。字(あざな)は蘊香。著作はほかに「岩屋懐古詩集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例