コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

立野竜貞 たつの りゅうてい

2件 の用語解説(立野竜貞の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

立野竜貞 たつの-りゅうてい

?-? 江戸時代後期の医師。
上総(かずさ)(千葉県)の人。はじめ農業に従事したが,古医方をまなび医師となる。賀川玄悦片倉鶴陵の著書から産科をまなび,難産のときの助産器具包頭器を創案した。文政3年(1820)「産科新論」をあらわした。号は折肱斎。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

立野竜貞

生年:生没年不詳
江戸後期の産科医。号は折肱斎。上総国の農民だったが,当地に良医が乏しく,親戚らが病気になったとき,しばしば治療を誤って若死にさせてしまった。これを座視することができず古医方を学んだ。また隣村の婦人が難産になったが,助けられなかった。医者はその術を究めないときは,患者の命を救えないという罪を免れることはできない,と悟り,賀川玄悦の『産論』や片倉鶴陵 の『産科発蒙』などを読み独学した。胎児を安全に引き出す網「包頭器」などを発明して実践し,文政3(1820)年自らの助産術を論じた『産科新論』3巻を刊行している。<参考文献>緒方正清『日本産科学史』

(蔵方宏昌)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

立野竜貞の関連キーワード岡汝粛三好汝圭奥劣斎上総木綿総国産科医蓐医足立長雋蛭田玄仙森崎保佑

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone