立髪(読み)タテガミ

デジタル大辞泉 「立髪」の意味・読み・例文・類語

たて‐がみ【立(て)髪】

月代さかやきをそらずに長く伸ばした髪形元禄(1688~1704)ごろ、伊達男たちに好まれた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立髪」の意味・読み・例文・類語

たて‐がみ【立髪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 月代(さかやき)をそらないで長く伸ばした髪形。立髪丹前
    1. [初出の実例]「花瓶には立髪となる柳かな〈一武〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)一)
    2. 立髪<b>①</b>〈三国役者舞台鏡〉
      立髪〈三国役者舞台鏡〉
  3. たてがみかつら(立髪鬘)」の略。
    1. [初出の実例]「上下を着し立髪(タテガミ)にてぬっと出たるはしがかり」(出典評判記・むさし鎧(1699))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む