竜泰寺(読み)りゆうたいじ

日本歴史地名大系 「竜泰寺」の解説

竜泰寺
りゆうたいじ

[現在地名]佐賀市赤松町

平安山と号し曹洞宗。寺号は「竜造寺安泰」の意による。本尊釈迦如来竜造寺隆信が少弐氏の館跡を選んで永禄六年(一五六三)に建立した。

天正一二年(一五八四)隆信戦死後ここに墓所を築き、夫人や子の政家夫妻も葬った。その後、竜造寺家の血脈を伝える村田家の歴代もここに葬られ、竜造寺家ゆかりの寺である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報