童子格子(読み)ドウジゴウシ

デジタル大辞泉 「童子格子」の意味・読み・例文・類語

どうじ‐ごうし〔‐ガウシ〕【童子格子】

酒呑しゅてん童子の着衣模様から》子持ち筋のある太い格子縞。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「童子格子」の意味・読み・例文・類語

どうじ‐ごうし ‥ガウシ【童子格子】

〘名〙 (酒呑童子(しゅてんどうじ)の着衣の模様から)
① 太い格子じまに、細い平行した筋のある模様。子持縞
洒落本・売花新駅(1777)出立「とうじかうしのじゅばんに」
② 女に甘いばかな男。鼻の下の長い男。二本棒
※洒落本・売花新駅(1777)閨中并にきぬぎぬ「客をばみんな童子格子(ドウジカウシ)だとおもふそうだ」

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