精選版 日本国語大辞典 「二本棒」の意味・読み・例文・類語
にほん‐ぼう【二本棒】
〘名〙
※歌舞伎・関取菖蒲𥿠(1797)三幕「多左衛門とやら云ふ二本坊(にホンボウ)に、金で頼まれ」
③ まぬけな人。また、女房や女に甘い男をあざけっていう。
※洒落本・新吾左出放題盲牛(1781)「痴心(のろま)人に越たり、号して二ほん坊(ハウ)といふ」
④ =にほんばり(二本針)①
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報