童縋(読み)わらわすがり

精選版 日本国語大辞典 「童縋」の意味・読み・例文・類語

わらわ‐すがりわらは‥【童縋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 前の子どもの帯の後ろに次の子どもがすがり、その子どもの後ろに次の子どもがすがり、順に幾人もつながること。また、その遊戯
  3. 急流を渡るときなど、前の人の弓の本弭(もとはず)などにつかまってつながること。
    1. [初出の実例]「弓の本はず童(ワラハ)すがりに打かけよ」(出典源平盛衰記(14C前)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む