竪ヶ浜村(読み)たてがはまむら

日本歴史地名大系 「竪ヶ浜村」の解説

竪ヶ浜村
たてがはまむら

[現在地名]平生町大字たてはま

熊毛半島のつけ根辺り、東は平生、北は余田よた(現柳井市)、西は下田布施しもたぶせ麻郷おごう(現田布施町)の各村に接する。北部は赤子あかご山山麓にあたり、南部は低地水田が広がる。岩国藩領柳井組に属した。

文明一二年(一四八〇)三月の「熊毛郡之内宇佐木四方立之事」に「西玖賀郡之内たてがはまよこ川堺目也」と現れるのが早く、玖珂くが郡に属していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android