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竪杵 たてぎね

大辞林 第三版の解説

たてぎね【竪杵】

中央部で握ることができるようなくびれをもつ杵。手で持って上下に搗く。脱穀・米搗きなどに用いる。 ↔ 横杵

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の竪杵の言及

【臼】より

…古代エジプト時代において,挽き臼としての石製サドルカーンsaddle quernと,木製の搗き臼(杵と臼)の分化が完成しているので,それまでに,古代世界に広く普及していたものと考えられる。
[搗き臼]
 搗き臼はくぼみを有する容器すなわち狭義の臼mortarと,中央がくびれて握りやすくした竪杵pestleとから成り,搗き砕く目的のほか,餅搗きのようにものをこねる目的や,穀物の精白のように穀粒表面の種皮を除去する部分的な粉砕(選択粉砕)にも用いられた。日本では弥生時代から木製の搗き臼が現れたが,しだいに杵も臼も,その外形に装飾的要素が加わり,とくに臼は胴の中央部がくびれ,美しく削ったものがつかわれた。…

【餅】より

…もち米を蒸して搗いた餅の分布地域に注目すると,中国や朝鮮半島では日本の餅に類似した製品の主流は,米や米以外の穀物や豆の粉で作った餅であるが,その朝鮮半島でも蒸した米を搗いて作った餅があり,台湾,華南,西南中国からインドシナ半島,ミャンマーにかけての少数民族の間にも点々と見られるという。しかも,これらの地方の餅搗きには日本式の横杵(よこぎね)は見られず,すべて竪杵(たてぎね)か足踏み式の唐臼(からうす)である。日本では古い社寺の餅搗き行事や通過儀礼などのおりには竪杵を用いることが多く,家単位の餅搗きには横杵か唐臼を用いる傾向があるところからみて,竪杵は古い用法を示すものといえる。…

※「竪杵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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