精選版 日本国語大辞典「端者・半者」の解説 はした‐もの【端者・半者】 〘名〙① 召使いのうち、中程度の身分の者。それほど身分の低くない召使いの女。はした。また、後世は広く召使いの女についてもいう。はしため。※枕(10C終)五七「若くよろしき男の、げす女の名よび馴れていひたるこそにくけれ、〈略〉はした者・わらはべなどは、されどよし」② =はしじょろう(端女郎)※浮世草子・好色二代男(1684)六「はした物を、借てくださりませい」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報