デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹岡尼」の解説 竹岡尼 たけおかのあま ?-? 平安時代中期の尼僧。説話集「撰集抄」によれば,もと播磨(はりま)(兵庫県)室津の遊女で,源顕基(あきもと)に愛され京都にすむが,1年ですてられ室津にもどり竹岡で尼となる。「つきもせぬ憂きをみるめの悲しさにあまとなりても袖ぞかはかぬ」とよんだという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例