日本歴史地名大系 「竹平町」の解説 竹平町たけひらちよう 東京都：千代田区旧麹町区地区竹平町[現在地名]千代田区一ッ橋（ひとつばし）一丁目明治五年（一八七二）に成立。代官（だいかん）町の東、神田橋内元衛（かんだばしないもとえ）町の西に位置し、北の雉子橋（きじばし）門、東の一ッ橋（ひとつばし）門で一ッ橋・神田方面に通じる。町名は南側の江戸城三ノ丸へ通じる竹橋（たけばし）・平川（ひらかわ）両門の頭の一字をとって付けられた。江戸時代は雉子橋御門内（きじばしごもんない）と通称。寛永江戸図には幕府勘定奉行伊丹康勝上屋敷などがみえる。慶安四年（一六五一）には一帯が松平徳松（のちの徳川綱吉）上屋敷（一橋御殿）となり、同屋敷は明暦三年（一六五七）の大火で焼失、再建されるが寛文元年（一六六一）に再び焼失し神田橋御門内へ移転する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
