竹格子(読み)タケゴウシ

デジタル大辞泉 「竹格子」の意味・読み・例文・類語

たけ‐ごうし〔‐ガウシ〕【竹格子】

細竹を組み合わせて作った格子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「竹格子」の意味・読み・例文・類語

たけ‐ごうし‥ガウシ【竹格子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 竹を組み合わせてつくったこうし。また、竹を組んでつくった垣根。多く茶室や妾宅、また、中流以下の家のつくりに用いられた。
    1. [初出の実例]「竹隔子(タケカウシ)の内に面影見ずにはかへらまじ」(出典浮世草子好色一代男(1682)二)
  3. ( が妾宅などのつくりに多く用いられたところから ) 妾宅をさしていう。また、そこに住む妾。
    1. [初出の実例]「竹格子又も伯父御を誕生有」(出典:雑俳・折句袋(1779))

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