竹田まゆみ(読み)タケダ マユミ

20世紀日本人名事典 「竹田まゆみ」の解説

竹田 まゆみ
タケダ マユミ

昭和期の児童文学作家



生年
昭和8(1933)年9月11日

没年
平成14(2002)年5月11日

出生地
広島県広島市

本名
竹田 真瑜美

学歴〔年〕
広島県立女子短期大学国文科卒

経歴
中学校教師を経て、昭和44年広島県内の児童文学作家でつくる「こどもの家」に参加、創作を開始。46年「あしたへげんまん」でデビュー。のち実弟の那須正幹と同人誌「きょうだい」を創刊。小学生のとき広島市内から世羅に疎開し、被爆を逃れた経験から“ヒロシマ”を題材にした作品が多い。主な作品に「ガラスびんの夏」「風のみた街」「冬のイニシアル」「夕映えになるまでに」「ロク菜の花畑」「ぼく」「ぼくは未来の七冠王」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android