那須正幹(読み)ナスマサモト

デジタル大辞泉 「那須正幹」の意味・読み・例文・類語

なす‐まさもと【那須正幹】

[1942~2021]児童文学作家。広島の生まれ。昭和47年(1972)「首なし地ぞうの宝」でデビュー。昭和53年(1978)刊の「それいけズッコケ三人組」に始まる「ズッコケ三人組」シリーズは、多く続編が書かれる人気作となった。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「那須正幹」の解説

那須正幹 なす-まさもと

1942- 昭和後期-平成時代の児童文学作家。
昭和17年6月6日生まれ。「ズッコケ三人組」シリーズ,少年たちの夢と挫折をかいた長編「ぼくらは海へ」,ノンフィクション「折り鶴の子どもたち」など,多様な作風をもつ。平成7年「お江戸の百太郎 乙松,宙に舞う」で日本児童文学者協会賞,8年「絵で読む広島の原爆」で産経児童出版文化賞,12年「ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー」で野間児童文芸賞。広島県出身。島根農大(現島根大)卒。

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