竹篦返(読み)しっぺいがえし

精選版 日本国語大辞典 「竹篦返」の意味・読み・例文・類語

しっぺい‐がえし ‥がへし【竹篦返】

〘名〙
① (竹篦で打たれたのを打ちかえす意から) すぐにしかえしをすること。また、ある仕打をうけて、同じ程度、方法でしかえしをすること。しっぺがえし。
談義本・風流狐夜咄(1767)二「しっぺい返しに打こまれて唯ぐつぐつと」

しっぺ‐がえし ‥がへし【竹篦返】

〘名〙 「しっぺいがえし(竹篦返)」の変化した語。
読本南総里見八犬伝(1814‐42)九「敵手(あひて)にならん、本事(てなみ)を見よ、と韜竹復(シッヘカヘ)しの㔟ひ猛く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報