竹縁(読み)タケエン

デジタル大辞泉 「竹縁」の意味・読み・例文・類語

たけ‐えん【竹縁】

竹材を並べて張った縁台縁側

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「竹縁」の意味・読み・例文・類語

ちく‐えん【竹縁】

  1. 〘 名詞 〙 竹を簀子(すのこ)状に並べてこしらえた縁。たけえん。
    1. [初出の実例]「亦低く臥し、高く這ひ寄り、竹縁(チクエン)に手をかけて」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)残)

たけ‐えん【竹縁】

  1. 〘 名詞 〙 竹材を並べて張って作った腰かけ台。竹製の縁側・縁台。
    1. [初出の実例]「露は時雨の亭を掃せて 竹椽(タケヱン)を夕の月と書れたり」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第九)

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