竹譜(読み)ちくふ(その他表記)zhu-pu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「竹譜」の意味・わかりやすい解説

竹譜
ちくふ
zhu-pu

画竹に関する論述,史伝,図譜などを集成した書を竹譜と呼ぶが,固有名詞としては中国,元の李 衎 (りかん)撰『竹譜詳録』を節略していう。 20巻あったといわれるが原刻本は失われ,現存する数本のうちでは7巻本 (『知不足斎叢書所収) が最も詳細で最古大徳3 (1299) 年の自序がある。竹の画法種類生態などを図説

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 りかん

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む