笑雲清三(読み)しょううん せいざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笑雲清三」の解説

笑雲清三 しょううん-せいざん

?-? 戦国時代の僧,五山文学者。
臨済(りんざい)宗。伊勢(いせ)(三重県)の人。同国無量寿寺の厳伯通噩(げんぱく-つうがく)に師事し,京都の東福寺大慈庵主となる。のち鎌倉建長寺の住持天文(てんぶん)3年(1534)宋(そう)(中国)の蘇軾(そ-しょく)の詩の注釈書を統合して「四河入海(しかじっかい)」をあんだ。編著はほかに「古文真宝抄」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android