笙の岩屋(読み)しょうのいわや

精選版 日本国語大辞典 「笙の岩屋」の意味・読み・例文・類語

しょう‐の‐いわやシャウのいはや【笙岩屋・笙窟】

  1. 奈良県中南部、大峰山脈一峰の文殊岳の山腹にある岩屋修験道行場で、日蔵上人、行慶大僧正などが幽棲した場所。笙の石室(いわむろ)
    1. [初出の実例]「いみじからんしゃうの岩やの聖なりとも、いかでか乱ざらん」(出典:浜松中納言物語(11C中)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む