デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笠井順八」の解説 笠井順八 かさい-じゅんぱち 1835-1919 明治時代の実業家。天保(てんぽう)6年5月生まれ。もと長門(ながと)萩(はぎ)藩士。山口県勧業局主任をつとめる。明治14年日本初の民営セメント会社,セメント製造(のちの小野田セメント)を創立,34年まで社長をつとめた。大正8年12月死去。85歳。本姓は有田。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の笠井順八の言及 【小野田セメント[株]】より …本社は山口県小野田市。東京深川に1872年建設された官営セメント工場には遅れるが,民間では初のセメント会社として81年5月,長州藩士笠井順八により〈セメント製造会社〉の名称で山口県小野田町に創設された。1951年現社名に変更。… ※「笠井順八」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by