日本歴史地名大系 「笠見村」の解説 笠見村かさみむら 鳥取県:東伯郡東伯町笠見村[現在地名]東伯町笠見八橋(やばせ)町の南、洗(あらい)川下流左岸の沖積扇状地に位置する。「和名抄」記載の方見(かたみ)郷の遺称地とする説がある。拝領高は二一一石余、本免は五ツ四分。藪役銀五匁を課されており(藩史)、津田氏の給地であった(給人所付帳)。「元文二年伯州村分帳」によれば家数一〇。幕末の六郡郷村生高竈付では生高三〇〇石余、竈数三七。文久二年(一八六二)の八橋郡村々諸事書上帳(峰地家文書)では家数三四・人数一六二、林野二九町余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by