笠鷺(読み)かささぎ

精選版 日本国語大辞典 「笠鷺」の意味・読み・例文・類語

かさ‐さぎ【笠鷺】

  1. 〘 名詞 〙 コサギのことか。
    1. [初出の実例]「寒き洲崎に立てるかささぎの姿も、所からは、いと、をかしう見ゆるに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)浮舟)

笠鷺の補助注記

「笠」が鳥の冠羽を示すものとすれば、日本で冠羽を持つふつうの白鷺はコサギのみである。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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