だいいっ‐とう【第一等】
- 〘 名詞 〙
- ① いくつかあるなかで、もっともすぐれた等級に属していること。また、そのもの。
- [初出の実例]「凡行軍〈略〉叙レ勲定レ簿、毎レ隊以二先鋒者一、為二第一一、〈略〉不レ得二第一等一、勲多二於第二一」(出典:令義解(718)軍防)
- 「花晨亭と云って、当地で第一等の料理屋ださうだが」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉九)
- ② 競技などで、最高の成績であること。また、そのもの。
- [初出の実例]「全国俳優三傑投票〈略〉第一等当選者 尾上栄三郎(旧派)」(出典:都新聞‐明治三九年(1906)六月一二日)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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