第二身分(読み)ダイニミブン

デジタル大辞泉 「第二身分」の意味・読み・例文・類語

だいに‐みぶん【第二身分】

革命前のフランスで、三部会の第二部を構成した貴族身分。

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精選版 日本国語大辞典 「第二身分」の意味・読み・例文・類語

だいに‐みぶん【第二身分】

  1. 〘 名詞 〙 フランスの三部会で、第二部を構成した貴族。第二階級。

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旺文社世界史事典 三訂版 「第二身分」の解説

第二身分
だいにみぶん

アンシャン−レジーム下のフランスにおける貴族階層
第一身分の聖職者とともに免税その他の特権をもつ。宮廷貴族・地方貴族・法服貴族の3つに区分されるが,このうち,宮廷貴族は王族についで中央官職を独占した。これに対し,地方貴族は将校・地方官吏として生活程度も低く,苦しい境遇におかれていた。また法服貴族は,おもに上層市民の出身者で高等法院に勢力をもち,その中には啓蒙思想に共鳴する者も多く,フランス革命発端をつくった。

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