第二身分(読み)ダイニミブン

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「第二身分」の意味・読み・例文・類語

だいに‐みぶん【第二身分】

  1. 〘 名詞 〙 フランスの三部会で、第二部を構成した貴族。第二階級。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

旺文社世界史事典 三訂版 「第二身分」の解説

第二身分
だいにみぶん

アンシャン−レジーム下のフランスにおける貴族階層
第一身分の聖職者とともに免税その他の特権をもつ。宮廷貴族・地方貴族・法服貴族の3つに区分されるが,このうち,宮廷貴族は王族についで中央官職を独占した。これに対し,地方貴族は将校・地方官吏として生活程度も低く,苦しい境遇におかれていた。また法服貴族は,おもに上層市民の出身者で高等法院に勢力をもち,その中には啓蒙思想に共鳴する者も多く,フランス革命発端をつくった。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む