第六意識(読み)だいろくいしき

精選版 日本国語大辞典 「第六意識」の意味・読み・例文・類語

だいろく‐いしき【第六意識】

〘名〙 仏語六識の第六番目。前の五識五根による感覚に関するのに対して、意根を介して、対象としての一切の法を判断し認識するこころをいう。

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デジタル大辞泉 「第六意識」の意味・読み・例文・類語

だいろく‐いしき【第六意識】

仏語。唯識学派で立てる八識の6番目、意識のこと。前五識が感覚知であるのに対し、分別判断の働き。

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